2007年9月27日木曜日

髪をこてで巻くと傷む???

こんにちは、owlhairの佐藤です。

たまにこてで巻くんですが髪の毛が傷むから・・・とかブローすると傷むから・・・っていうことをたまに聞きます。

まぁ、どちらもやりすぎはよくないと思います。

まずは、ブロー。
あんまりやりすぎると確かに専門用語でオーバーブローって言う状態になったり、あんまり頑張りすぎてこげちゃったり(あんまりこげることは無いですが。)ってなることはあります。

でも、正しくブローすると髪の毛のキューティクルが整いサラサラ、ツヤツヤになります。
正しいやり方って言うのが、

①まず、ある程度乾かす。髪を触るとちょっと湿ってるのはわかるけど、手がぬれるほどではないし、大分乾いてきたなっていうのが感じられるくらい。になるまで根元を中心によくドライヤーを動かしながら乾かす。

ドライヤーに髪を吸い込まれない程度に髪の毛の中にドライヤーを入れて乾かすと早いです。

②ブローを始めます。根元の方向から毛先に向けて風を当ててやればとりあえず艶、ハリが出ます。
出来れば、荒いブラシで前後左右に毛先までとかしながら、ブラシをドライヤーで追っかけてあげて、キレイに乾けば、まずキレイなストレートの出来上がりです。

たぶん、慣れると結構簡単に出来ます。

今度はアイロンですね。
①キレイに乾かします。

②巻いていきます。(いろんな巻き方がありますが、今回は傷ませないための手順だけにして、いろんな巻き方はまた今度で・・・。)巻いていくときにまず根元にアイロン(こて)を入れて、そのまま、ゆっくりですが、常に動かしながら毛先まで、持っていきます。これでは、たぶんカール(丸くなり具合)が足りないと思いますので、もう一回。何度か繰り返しているうちに思い通りのカールになります。そしたら、出来上がりです。次の毛にいきましょう(一回に耳の前の毛を上下に二つか三つに割ったくらいがやりやすいと思います。)

③もし、それでうまく行かなかったら、こての温度を下げるか、髪をティッシュで包んだ上からやってみてください。それだったらゆっくりでも大丈夫です。

ちなみにアイロンで傷みの原因になるのが、同じところに高温のアイロンを当て続けることです。
だから、動かしながらだと、傷みにくくなります。

それでは、今日はこの辺で・・・。

2007年9月26日水曜日

カット講習を始めます。

こんにちは。

この度、owlhairでカット講習を始めることになりました。

今まで、東京やLAで覚えてきたことをやろうと思います。

まず、第一回は、ベーシックカットについてやろうと思います。

そこから、2回3回と続けてもっと、ベーシックの応用させ方やデザインの仕方、雰囲気の作り方なんか覚えてもらって、カットだけでなくカラーやパーマもやったりして、意見交換できるような講習会になると楽しいと思います。

そんな講習会を目指して頑張りますので、よろしくお願いします。

2007年9月24日月曜日

owlhairのカットの仕方。

最近、お客様に聞かれることがあるので、今日はウチのカット仕方を書きます。

ウチのお店では、自分が昔お世話になった(今でも、十分お世話になっていますが。)元ヴィダルサスーンの先生に教わったことをやっています。

特徴としては、ヘアスタイル全体のシルエットと毛先の感じというのを別々に役割分担して作ることです。

そのためにまず、ベースを作ります。

↑これが全体のシルエットになります。ココでシルエットを作ってしまうのでどんな形でも作れないとダメということと、お客様の要望、気にされていることが皆様イロイロ違うので、その要望にこたえるのも大半がココで終わらしていくので、カット理論への理解度が強く要求されてきます。
あと、ココでヘアスタイルの再現性や次来られたときの出来るヘアスタイルの幅が決まってきます。


次に毛先の感じを作っていきます。

↑ココはもうシルエットが出来てるので、後はホントに毛先だけを調節して出来上がりです。

もちろん、いろんなお店でそれぞれやり方があるとは思いますが、一応これがowlhairのやり方です。

これからも、イロイロ勉強していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2007年9月23日日曜日

ちょっと一手間入れてみませんか??

こんにちは。

昨日の話にも少し出てきましたが、ヘアスタイルにちょっと一手間入れてイメージを変えてみませんか??

たとえば、カラーだと、日本では最近少しづつ増えてきたみたいですが、フォイルワークといって、全体の色と違う色をアルミホイルを使って入れていく技術があります。

その技術を使ってたとえば、ヘアスタイルのポイントを作ったり、全体に細かく入れて立体感を出したり、グラデーションを作ったりとイロイロなことが出来ます。

そのほほかにも、たとえば顔周りに全体より暗い色を入れて、顔を小さく見せたり、逆に顔周りに明るいのを入れて顔を明るく見せたりと今までのカラーよりたくさんの楽しみやデザインが増えると思います。

以前、書いたと思いますが、髪の毛は変えの利かないファッションの材料です。

大事にして、もっとヘアスタイルを楽しみましょう!!

2007年9月22日土曜日

こんにちは、佐藤です。

最近、髪の毛のダメージを気にする方が増えたな~って感じます。


まぁ、話は飛びますが、髪の毛は弱酸性です。
カラーの薬はアルカリ性です。

髪の毛は、元々弱酸性の状態が普通です。
そして、髪の毛がアルカリ性の状態になると髪の毛の周りを覆っているうろこ状のキューティクルって言うのがあるんですけど、それが開きます。

ブローなどして髪の毛がサラサラになるのは、このキューティクルをカ風の力できちんと閉じてキレイに整った状態にするからです。

ということは、逆にキューティクルが開いた状態というのは髪の毛がパサ付いたりしやすい状態ということになります。

さらに、傷みやすい状態で髪の毛の中に詰まってる栄養が抜けやすい状態になります。
でも、逆に髪の毛の中に栄養や色素を入れやすい状態でもあります。

まぁ、だから、お風呂で頭洗った後リンス等なんかつけるとリンス等が髪の毛を弱酸性の状態にしてくれるのでサラッてします。

そんな訳で、髪の毛にカラーをするときも出来れば、弱酸性に近いお薬を使うと髪の毛に優しいというのはわかっていただけたと思います。

数年前、微アルカリのカラーが出ました。

(ちょっとだけアルカリ性って事です。)

その薬は、色素は入れられますが弱い薬なので髪の毛を明るくする力が凄く弱いです。


だから、明るくしたいところは、アルカリ性の薬で染めて、暗くしたいところは微アルカリ性の薬を使うと、色をあわせるのがちょっと難しいですが、髪の毛の負担が随分減ります。

でも、その当時は凄く画期的で今までのカラーの薬と色の計算の仕方が全然違うので最初はちょっと大変でしたが、なれると次にお客さんが来られたときの髪の状態が凄くいいので、2回目、3回目のときに毛先の傷みが少なくなるので、ちょっとデザイン的なこと(ちょっと一手間加えようとすると、その分髪の毛に負担がかかるので。)なんかが提案しやすくなりました。


ちょっと、そんなところで出来るだけ傷みを抑えて、一手間増やした、ヘアスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか??

2007年9月20日木曜日

九州初です。髪のダメージが気になる人へ。

今回は、うちのお店の髪のダメージ対策についてお話しますね。





うちのお店では、出来るだけお客様の好きなヘアースタイルだったり、似合うヘアスタイルだったりをして頂きたいと思います。





でも、特に最近よく聞くのが、トリートメントだったり、シャンプーのような髪につけたりするものは自然のものがいいという事で、そういったものを探されていたりという話を聞きます。





ですが、多くの人がカラーをしたりパーマをしたりという状態で、自然のものだけで、対応するというのが実際には難しいという話もあります。





そこで、owlhairでは、九州初上陸となる新しいタイプのカラー施術前などに使うトリートメント等を入れました。 



従来のものは、髪の毛の中を補修するためにケラチンやコラーゲンといったたんぱく質などを使いシリコン系のもので擬似キューティクルを作るというものが主流でした。



そこで、ウチで入れたものは、全て、天然由来の成分のみを使っている商品なので、安心して使うことが出来ます。



髪の毛の中を補修するためにミネラル分(髪の毛が強くなり一度中に入れた色素やタンパク質を髪の毛の中に維持しておく力が強くなります。)髪の毛の外側に擬似キューティクルを作るためにキトサン(蟹や海老の殻から取れる成分で、病院で手術なんかするときにも使われるそうです。)などが使われているクリーム。



あと、こちらも天然由来の成分のみで作られたミネラルオイルで、とくにオイル類は特にカラーの前に使うとムラ(綺麗に染まらない)の原因になるためあまり使われてなかったのですが、今回のものはカラー剤を初め、他の薬剤等の邪魔をしないので、もちろんムラになることもありません。(特許出願中だそうです。)さらに頭皮から出る皮脂(頭から出る汗など)に似せて作ってあるため、髪の毛ともなじみがよく、ハリやコシを出してくれます。そして、頭皮の皮脂となじみ皮脂膜(頭皮にある油の膜。)の厚さを約200倍にすることによって、薬剤の刺激から頭皮を守ります。



この二つのトリートメントを使うと髪の毛と、頭皮をダメージや刺激から守るだけではなく、髪の毛の中に蓄積していき徐々に健康な髪へと変化していきます。



自分の頭でどのくらいの効果があるか試してみました。






自分は肌が弱く、少し明るめの色にするとしみてしまいますが、カラーの中で一番刺激が強いブリーチを7回に耐えられました。4回目くらいまでは、なんとも無く、5回目以降は少し『すーすー』するくらいでした。



髪の毛の状態は通常7回ブリーチで施術すると髪の毛が切れたり、コシが全くなくなるのですが、そのようなことも無く、『多少傷んだかな。』くらいですみました。



このトリートメントは、横浜の栄養学の博士が作ったもので、従来のものと考え方から違うそうです。


違う視点からみることで、今まで、難しいとされていたことが克服できた商品です。

興味をもたれた方は是非試してください。